KINGDOMのATEEZステージ考察してみた【教えてアチズちゃん!!】
さあさあ軽率にATEEZことアチズにも沼落ちしたので勉強しようかと色々動画を見ていたらやっぱり最近の「KINGDOM Legendery War」のステージが気になります。
なんていったって今までの曲をステージテーマに合わせて+α彼ららしさを入れた「ATEEZの超豪華福袋」みたいなステージなので…。
そう思いながら意識して見進めるとこれまでのステージの繋がりが見えてきて、考察大好きマンは脳味噌がグルグル動いてしまうのでブログに書き留めておこうと筆を執りました。
- #1 【対面式】100秒パフォーマンス「WAVE:Overture」
- #2 【1次バトル TO THE WORLD】Symphony No.9''From The Wonderland''
- #3 【2次バトル RE-BORN】RHYTHM TA(The Awakening of Summer)/(原曲:iKON)
- #4 【3次バトル②NO LIMIT】Answer:Ode to Joy
#1 【対面式】100秒パフォーマンス「WAVE:Overture」
タイトルの「WAVE:Overture」はこれから始まるKINGDOM物語の序曲にすぎないという意味のようです。
ハクナマタタ*1の意味と相まってまるでATINY*2にこれからの戦いは心配いらないよと言っているような選曲でした。
船が大きな波に飲み込まれて消え、全員が倒れたところから始まります。
「ハクナマタタ」という声とともに蘇り、荒々しい海の中で戦っているというよりも、もがいているような演出で、最後にサンが駆け上ったのは船のようなのでここから航海の物語がまた始まると考えました。
#2 【1次バトル TO THE WORLD】Symphony No.9''From The Wonderland''
船上の海賊たち。何者かが砂時計を持ってきてホンジュンがひっくり返すことで新しい世界の時間が始まります。これはタイトルでもあり、イントロから流れている「ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」によりこのように考えました。
#1 【対面式】100秒パフォーマンス「WAVE:Overture」の最後に乗った船上の物語です。
海はまだ荒く、敵や怪物に襲われながらも彼らの道を突き進んだことで戦いに勝ち、晴れた空に帆をおろすことが出来た。つまり新世界に行くこと出来ると考えました。
余談ですが、サビにがっつりはめられたドヴォルザークの新世界が頭に残る印象的な編曲でこれを機にアチズが気になりだしました。。
#3 【2次バトル RE-BORN】RHYTHM TA(The Awakening of Summer)/(原曲:iKON)
意味ありげな警告用紙「禁止 芸術 ダンス 音楽」の文字から始まります。
車のドアには「HEARTS AWAKENED LIVE ALIVE」とHALAHALAのタイトルが描かれています。
これまでは海、船上での展開でしたが初めから車内から始める演出で明らかに設定が変わりました。これは#2 【1次バトル TO THE WORLD】Symphony No.9''From The Wonderland''で新世界に行くことが出来た彼らの新しい物語のようです。
車の中で衝撃を感じたのち仮面をかぶり車から降りていきます。顔がバレてしまってはいけないのでしょうか。
舐めたような態度()で「リズムに乗れ」と踊るソンファやサンが爆弾を持たせて拘束した人をおちょくったり、ウヨン、ユノは彼ら自身が指名手配された新聞を見つけて引き裂いて遊んでいます。ここまでで彼らが何かしらの悪者もしくは反逆者であることが伺えます。
サンがロープで上に上って防犯装置ボタンのようなものを押したことで防犯装置が停止したのか大きな扉が開きホンジュンが入っていきます。
その先の部屋では仲間たちがバイオリンや金庫を盗んでいます。ここでバイオリンを盗むのはヴァイオリンの独奏曲で有名な「ヴィヴァルディの四季」にかかっているのでしょうか。
ウヨン、ジョンホ、ヨサンのダンスシーンでは赤いレーザーポインターが使用されていて防犯用のレーザーを彷彿をさせます。かなり厳しい警備体制の場所です。
その後ホンジュンが「目を覚まし、歌って踊れ」と演説します。
冒頭の警告用紙からこの世界では芸術・ダンス・音楽が禁止されているので、反逆者である彼らはアナーキーマークを掲げ、音楽にかかわるものを盗み出し、自由に歌って踊る怪盗になったと考察しました。
最後にガラスケースから盗まれたのは砂時計。そして再度流れる「ドヴォルザーク/新世界より」によりまた新たな世界に行く。という演出ではないかと考えました。
ここまでの流れに鳥肌が止まらないですね。何よりiKONのRHYTHM TAのフックである
이건 그냥 노래니깐 리듬 타
これはただの歌だからリズムに乗れ
をかなりうまく取り入れている「ダンス・歌禁止」の設定に痺れました。
反逆者なのでからかうように生意気に歌って踊る姿がかっこいいです。
ヴィヴァルディの「四季」より「夏」が使われているのはこの怪盗事件を嵐に例えてなのか...正直なところ今回はTHE ヴィヴァルディ感がなかったのでよくわからなかったです。
#4 【3次バトル②NO LIMIT】Answer:Ode to Joy
ステージが始まって早々のメッセージ訳:
ATEEZの世界観のシーズン1を締めくくるステージで"「KINGDOM」を通じて見つけた答えは何でないといけないのか"という質問から考えた
僕らは僕らの作った道を行くという誓いを込めるステージ構成
つまり今までのATEEZとして活動を第一章として締めくくるためにこのキングダムに出演した意味は何か。を求めた結果、「Wonderland」にも出てくるけど「僕らは僕らが作った道を行く」という結果にたどり着いた喜びの歌ということですね。そう考えると「Answer」というタイトルがしっくりきます。
また余談ですがこのステージはエヴァンゲリオンオタクかなり痺れたと思います。(笑)Qでも同じようにベートーヴェンの第九が流れるシーンがあるんです。
オープニング妖精ヨサンが閉じ込められています。
砂時計が動き出し新しい世界の時間が始まりました。
ソンファは前回最後に砂時計を盗んだ黒い人になっています。
ヨサン
아무것도 없는 사막
(何もない砂漠 その場所から)그곳에서 출발한 우리 시작
(出発した 僕たちの始まり)
ここからはKINGDOM用の歌詞
ホンジュン
기억해 우리 그 시작
(覚えてる 僕らのその始まり)
기억해 외롭던 그 밤
(覚えてる 寂しかったあの夜)
기억해 뜨거운 싸움
(覚えてる 熱い戦い)
기억해 눈물과 피땀(覚えてる 涙と血と汗)
기억해 운명
(覚えてる 運命)
발자국 여덟 개의 믿음
(足跡 8個の信頼)
기억해 모두 기억해줘(覚えてるよ みんな覚えていてくれ)
これファンやばくないですか??ステージ見た時は正直聞き流していたんですけど何度か見返してた時にあれ歌詞違う..からちょっと訳してみてまたゾワゾワ鳥肌が立ちました。こんなに公なステージでファンと自分たちの軌跡歌う人たちなかなかいないですよ。
これは沼だ~。と思った瞬間でもあります。
そして細かいことにホンジュンの横はキングダムで使用した銃・仮面の演出がありました。
祈りながら進むサンを止めるウヨン
これは止められても自分の信じた道を進むという考えています。
ホンジュンが目を隠すのは正義の女神「テミス」か「ユースティティア」をモチーフにしているとすると「正義」「公正」を意味しているのかもしれませんが今までの流れとあまり繋がらない気がするので深く考えることはやめましょう。
ここからはやっとタイトルにもある「歓喜の歌」編です。
ジョンホが階段の途中で王冠を掴み取ります。LA POEMの方々による壮大な第九の中会談の頂点まで進むジョンホになるほど、アチズが優勝する。という意味かとおもったらまさかのまさか
王冠をぶん投げます。さすがにちょっと笑ってしまいました。
最後は華々しくて壮大な群舞に伸びやかで美しい第九がすっと心に残るそんなステージでした。
第九の「歓喜の歌」は第4章にありますが、第4章はそれまでの第1〜3章までに起こったの苦悩や葛藤を全てをぶった斬って生まれた喜びを表現した章になっているので、ホンジュンのラップパートでキングダムのステージの演出が使われていることから、アチズもキングダムのこれまでのステージを3つ乗り越えて生まれた喜びを表現してあるのかも知れないです。
Answerステージに出てくる黒い人と白い人はMVでも時々お目にかかっていたんですけど彼らの自我とかもう1人の自分のような認識でいいのでしょうか。そこが難しくなかなか考察しきれない3次バトルでした。
MVを観ていて深そうだな…と思ってはいましたがKINGDOMだけでこんなに楽しめるのでまだまだ沼は深そうで楽しみです。
今週に迫ったファイナルの新曲も好きな感じなのでそれまでにもっと勉強しておきます。